marreta27のはてなブログ

仕事に関係ない話を書いていこうと思います

2023年に鑑賞した映画

2022年にコロナで隔離されたことをきっかけに、少しずつ映画を観る習慣ができました。今年は34本の映画を鑑賞することができたようです。その中から特に印象深かった映画を記録しておきます。

アフターサン

happinet-phantom.com

前職の同僚がSlack上で絶賛していたことをきっかけに鑑賞。ものすごくハイコンテクストな作品でした。これは映画を観ないと伝わらない気がしますが、家族で過ごせているいまのこの時間を大切にしたいと思えるような。そんな心に残る作品でした。必ずもう一度観たいほどに。

映画プリキュアオールスターズF

2023allstars-f.precure-movie.com

アフターサンの鑑賞が尾を引いて長女と鑑賞。長女と二人だけで映画館に行けたことが嬉しすぎて、思い出に残る映画となりました。

ぼくらのよあけ

bokuranoyoake.com

前職の同僚が監督のご親族だということと、別の同僚が幼少の頃に劇中に出てくる団地(のモデルとなった団地)に住んでいたということでオフィスで観た映画。オフィスで夜に映画を観る体験がジュブナイルなこの作品と同期して、心地よい体験となりました。

まとめ

他にも素晴らしい映画は多かったのですが、あとから読み返したときに目がとまってしまうような思い出が伴う映画はこの3作品でした。来年も素晴らしい映画体験ができることを願っています。

鑑賞した映画のリスト

  1. Fall
  2. ヴィーガンズ ハム
  3. 空白
  4. PERFECT BLUE
  5. エクストリーム・ジョブ
  6. 映画プリキュアオールスターズF
  7. スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース
  8. エンパイア・オブ・ライト
  9. マイ・エレメント
  10. スリー・ビルボード
  11. ファンタスティック・プラネット
  12. サマー・オブ・84
  13. プロミシング・ヤング・ウーマン
  14. ワンダー 君は太陽
  15. 母性
  16. ゴーン・ガール
  17. ぼくらのよあけ
  18. ソー ラブ&サンダー
  19. アフターサン
  20. 成れの果て
  21. スパイダーマン スパイダーバース
  22. ノープ
  23. ヒトラーのための虐殺会議
  24. ケイコ 目を澄ませて
  25. ルパンの娘
  26. ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌
  27. ドクター・ストレンジ マルチバースオブマッドネス
  28. BLUE GIANT
  29. 天気の子
  30. すずめの戸締まり
  31. トゥルーマン・ショー
  32. インサイド・ヘッド
  33. パルプ・フィクション
  34. Sing2

2023年のライブ観戦まとめ

2023年は2月のレッチリから始まり、多くのライブを観ることが出来ました。ライブの数で言うと11回のライブを観戦することができました。月に均すと月に1回のペースですね。きっかけは2022年9月にSan FranciscoのOracle Park観戦したRed Hot Chili Peppersのライブでした。ライブでは20年ぶりに体感ことができたJohnのギターに感激し、諸事情によりどん底のテンションでいた中で、なんとか気分を立ち直そうと挑んだ東京ドームのライブで嗚咽を漏らすほどの感涙。そこから定期的にライブハウスに足を運ぶ習慣を取り戻し始めたのです。 20代前半は毎日ライブハウスに通っていたのですが、そこから早20年。もはや毎日ライブハウスに足を運ぶことは不可能です。そんななかでYouTubeなどをきっかけに、運良くチケットを取得できたライブを観て、やっぱりライブっていいなぁと思うのでした。 そんな経緯を残しつつ、個人的にすごく良かったバンドとそのバンドへの思いを記録しておきます。

Måneskin

もはやロック好きなら知らない人の方が少ないのでは?と思わされる程の知名度となってきたMåneskin。有明アリーナのライブに参戦したのですが、自分たちがシーンから離れている間に死に絶えてしまったのでは?と心配していたロックが、むしろものすごく進化していることを確認できて、体中が熱くなってしまいました。演奏も客層に併せた盛り上げ方もハイレベルで、人生を何回やり直しているのか?と考えてしまうほどでした。

www.youtube.com

Weinners

www.youtube.com

ツーマンのライブでむしろ目当てのバンドよりも気に入ってしまい、3ヶ月に1度はライブに足を運ぼうと決めてしまったバンドです。演奏もMCもライブの盛り上げ方も最高で、ライブハウスの楽しさを思い出させてくれました。このバンドがライブをやってくれる限りは多くのことは耐えられる気がします。

カネコアヤノ

www.youtube.com

『ぼくら花束みたいに寄り添って』が大好きで、彼女の歌声を聞きに行ったつもりだったのですが、とんでもなく厚みのあるバンドサウンドに圧巻されて良い意味で裏切られました。いい感じのライブを鑑賞できるのかな?くらいの気持ちで行ったらただだた格好良かった。来年もチケットを取れたらいいな。

おまけ ~ 観戦記録

今年はこんな方々のライブに参戦できたのでした。

2月

4月

  • なかねかな

6月

  • 崎山蒼志
  • カネコアヤノ

7月

9月

10月

  • ポップしなないで
  • Wieners

12月

ボンカレーネオで生きていた

繁忙期と家族の帰省が重なったこともあり、ここ数日は自炊を最小限に済ませていました。玄米は炊くがそれ以外のお惣菜は徹底的に手を抜くスタイル。イチローの影響を受けている世代なのでカレーを積極的に取り入れたいところです。

栄養価を期待して玄米、豚肉とほうれん草の炒め物、そしてレトルトカレーをベースに過ごしてのですが、忙しくなってくると、脳はレトルトカレーの銘柄を選ぶことすら拒否してきます。そんな時に僕の胃袋を鷲掴みしてくれたのはボンカレーネオでした。

ボンカレーレトルトカレーとして美味しいだけでなく、ゴロリとした大きさのじゃがいもと人参が含まれています。そう、固形の野菜を食べた、という言い訳を得ることができるのです。ボンカレーに出会ってからの、私は毎日ボンカレーを食べ続けています。先ほどついにボンカレーネオ スパイシー大辛にも手を出してしまいました。イベント参加を控えていたため、刺激が強そうな大辛には手を出さないでおいたのですが、先日イベントも終わったため、ついに手を出してしまいました。結果的に破壊的な辛さではなく程よい辛さだったため、イベント中に手を出しても良かったなと。今では後悔しています。

これがここ数週間のボンカレーで生きていた話のまとめでした。次に家族が帰省してしまう際には、あらかじめボンカレーを箱買いしておこうと思います。

 

 

 

システム・エンジニアとソフトウェア・エンジニアの大きな違い

とある事情によりソフトウェアエンジニアとシステムエンジニアとの違いをわかりやすく説明してくれる情報源が欲しいな、とググったところIndeedの英語版Career Guideにいいエントリがありました。やっぱり仕事探しならIndeedですね。

System Engineer Vs Software Engineer: What Is The Difference? - in.indeed.com

このエントリによると

  • システム・エンジニアは、複雑なシステムの設計、統合、管理に重点を置き、多くの場合、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークコンポーネントを監督します。
  • ソフトウェア・エンジニアは、主にプログラミング言語アルゴリズム、データ構造を駆使して、コンピュータ・プログラムの開発、設計、保守を行います。

と説明されていました。わたしの感覚ともフィットしています。

ちなみにレスポンシビリティ(責務)は以下の様に異なると説明されていました。

Matrix of "System Engineer Vs Software Engineer: What Is The Difference?
出典: indeed Career Guide 『System Engineer Vs Software Engineer: What Is The Difference?』

確かにシステム・エンジニアにはCode writingを求められないことが多いですね。その点はコーポレート・エンジニアにも近いように感じます。というかインハウスのシステム・エンジニアがコーポレート・エンジニアなのでしょうか。このあたりはまた比較してみたいですね。

ひとまず誰かにシステム・エンジニアとソフトウェア・エンジニアの違いを聞かれたときにはこのエントリに基づいて回答するようにします。このほかにも求められるスキルセットなども明確に記載してくれているので、気になった方は元エントリもご覧いただけると幸いです。

System Engineer Vs Software Engineer: What Is The Difference? - in.indeed.com

ID採番ルール作成における7つのベストプラクティス

業務で既存システムの分析をしていてID採番ルールでもやもやすることがあるため、ChatGPTにベストプラクティスを作ってもらいました(ちょっと検索しても使い勝手の良さそうなものが見つからなかったため)。なかなかそれっぽい内容でいいなと思ったため、少し補正した上でブログに書き残します。

ルール 詳細
一意性を保つ 各IDは一意であるべきです。これにより、データの混乱や重複を防ぐことができます。
一貫性を保つ IDのパターンや形式は一貫していることが望ましいです。これは、どのような形式のIDが何を意味するのかを理解するのを容易にし、今後のIDの生成を容易にします。
不変性を保つ IDは一度生成されたら変更されるべきではありません。これにより、IDが指すデータが変更されても、ID自体は変わらないことでデータの整合性が保たれます。
インクリメンタル IDは通常、前のIDから一定の値を増加させて生成されるべきです。これにより、新しいレコードが追加されたときにどのIDを割り当てるべきか、または特定のIDが何を指すのかを予測することが容易になります。
固定長を保つ IDの長さは固定的であるべきです。これにより、システムがIDを扱いやすくなります。
先頭の0を避ける IDに先頭に0を使うと、一部のシステムではこの部分が削除されてしまい、予期せぬ問題を引き起こす可能性があります。
意味を持たせない IDに意味を持たせると、IDにできる限り情報を含ませるための場合がありますが、これは悪用の可能性があるため避けるべきです。また、 IDが具体的な情報を含むような場合、その条件が変わったときにIDを変更せざるを得なくなる可能性もあります。

これらの原則はID採番における基本的なベストプラクティスですが、特定のシステムや要件によっては、これらを適応する必要があります。また、どんな形式がベストか決定する際には、扱うデータの性質、使用するシステムの能力、将来の拡張性の必要性、セキュリティを考慮することが重要です。

とのこと。なお、SalesforceのオブジェクトIDはこれらのルールをパスできていて流石だな、と思うのでした。

ビジネスアナリシス知識体系ガイド Version3.0 におけるテクニックの英/日対象表

ビジネスアナリシス知識体系ガイド(以下、BABOK Guide)を英語の原文と読み比べながら学習していたところ、テクニックのトピックのみ英語原文と日本語訳とでは順番が入れ替えられていることに気が付きました(アルファベット順と五十音順との違い)。

わたしは日本語でわかりにくいところは英語原文で読みたいので、英/日対象表を作成したのでこのブログで共有しておきます。

Technique No Technique Name in ENG テクニック名 日本語
10.01 Acceptance and Evaluation Criteria 受け入れ基準と評価基準
10.02 Backlog Management バックログ管理
10.03 Balanced Scorecard バランス・スコアカード
10.04 Benchmarking and Market Analysis ベンチマークと市場分析
10.05 Brainstorming ブレーンストーミング
10.06 Business Capability Analysis ビジネス能力分析
10.07 Business Cases ビジネス・ケース
10.08 Business Model Canvas ビジネス・モデル・キャンバス
10.09 Business Rules Analysis ビジネス・ルール分析
10.10 Collaborative Games 協働ゲーム
10.11 Concept Modelling コンセプト・モデリング
10.12 Data Dictionary データ・ディクショナリー
10.13 Data Flow Diagrams データ・フロー図(DFD)
10.14 Data Mining データ・マイニング
10.15 Data Modelling データ・モデリング
10.16 Decision Analysis 決定分析
10.17 Decision Modelling 意思決定モデリング
10.18 Document Analysis 文書分析
10.19 Estimation 見積り
10.20 Financial Analysis 財務分析
10.21 Focus Groups フォーカス・グループ
10.22 Functional Decomposition 機能分解
10.23 Glossary 用語集
10.24 Interface Analysis インターフェイス分析
10.25 Interviews インタビュー
10.26 Item Tracking 課題トラッキング
10.27 Lessons Learned 教訓
10.28 Metrics and Key Performance Indicators (KPIs) 評価指標と重要業績評価指標(KPI)
10.29 Mind Mapping マインド・マッピング
10.30 Non-Functional Requirements Analysis 非機能要求分析
10.31 Observation 観察
10.32 Organizational Modelling 組織モデリング
10.33 Prioritization 優先順位付け
10.34 Process Analysis プロセス分析
10.35 Process Modelling プロセス・モデリング
10.36 Prototyping プロトタイピング
10.37 Reviews レビュー
10.38 Risk Analysis and Management リスクの分析とマネジメント
10.39 Roles and Permissions Matrix 役割・権限マトリクス
10.40 Root Cause Analysis 根本原因分析
10.41 Scope Modelling スコープ・モデリング
10.42 Sequence Diagrams シーケンス図
10.43 Stakeholder List, Map, or Personas ステークホルダー・リスト、マップ、ペルソナ
10.44 State Modelling 状態モデリング
10.45 Survey or Questionnaire 調査やアンケート
10.46 SWOT Analysis SWOT分析
10.47 Use Cases and Scenarios ユースケースとシナリオ
10.48 User Stories ユーザー・ストーリー
10.49 Vendor Assessment ベンダー評価
10.50 Workshops ワークショップ

誰かの学習に役立ちますように!

あるアイドルグループのいちばん長い日 ~ 小説『20160118』

エマニュエル・ドット氏と佐藤優氏の対談を目当てに文藝春秋2023年1月号を読んでいたところ、興味深い小説があり、このエントリをしたためています。著者は鈴木おさむ氏、タイトルは『20160118』。タイトル通り2016年1月18日に放送された"公開謝罪番組"を題材に執筆された"小説"です。ただしこの小説、現実とリンクしているような錯覚を覚えます。

例えばこの小説を読んだあとにスマスマ (SMAP×SMAP) の公開謝罪番組を改めて視聴すると、番組への感想が大きく変わってしまいました。わたしは番組をリアルタイムで視聴した際には、このグループの中に1対4の対立構造が存在するように感じていました。ところが同じ番組をこの小説を読んだあとに視聴すると、対立構造は存在しなかったように感じてしまいます。それどころか"1"側だと感じていたメンバーの表情からは悲しみすら感じてしまうほどでした。

わたしは特別にあの国民的アイドルグループに思い入れがあったわけではないです。それでもあの公開謝罪番組はとても衝撃的でした。その裏にはどんな出来事があったのか。あくまで小説ではありますが、引き込まれてしまう興味深い作品でした。あの公開謝罪番組に衝撃を受けた人は、6年後の空想的な答え合わせとしても興味深い作品だと思います。個人的には「あのグループの中に対立構造は存在しなかったんじゃないかな」と思えただけでも意味のある作品でした。願わくは今年があの6人にとっても良い1年になりますように。